『秋、はらむ空』 一章 もう誰も護れない……4
『秋、はらむ空』 一章 もう誰も護れない……3
『秋、はらむ空』 一章 もう誰も護れない……1
『秋、はらむ空』 序章 ライン
これが童話なら、王子様の求愛を受けて。
あるいは騎士の差し出す手をとってハッピーエンドなのに。
私はそのどれも選べない。
自分を慕ってくれる兵士と淡い恋に落ちることさえ。
もし知っている人がいたら教えてほしい。
どうやったらすべてを捨て、溺れ死ぬことができるのか。
あるいは騎士の差し出す手をとってハッピーエンドなのに。
私はそのどれも選べない。
自分を慕ってくれる兵士と淡い恋に落ちることさえ。
もし知っている人がいたら教えてほしい。
どうやったらすべてを捨て、溺れ死ぬことができるのか。
『秋、はらむ空』 目次
周りは自分に味方してくれる。だけど何故か世界のすべてが敵のようだった。
それは風に秋の気配がはらみ始めた頃のこと。
誰にも人を救うことはできないと知った日。人はそれを絶望といい、希望といった。
【 目次 】
まえがき・あらすじ
序章 ―ライン―
一章 ―もう誰も護れない―
1.遺されたもの / 2.秋には咲かぬ花 / 3.それは不可避であった / 4.鮮やかなほどに特別 / 5.いのちのありかた / 6.疾風が凪ぐとき / 7.昏い夕暮れ / 8.言葉溜り / 9.統一されていく意識 / 10.夜明けの星
二章 ―烙印は指に残される―
1.名誉の傷 / 2.透明な痕 / 3.鮮血の落涙 / 4.自分だけの彼女 / 5.消えていく特別 / 6.限定一の偽り / 7.心に咬みつく / 8.繰り返し、繰り返し
三章 ―白紙の親子―
1.焼かれた記憶 / 2.煙が晴れて / 3.灰のような想い / 4.焔の中の凍え
四章 ―君以外に大切なものなんて―
1.一欠片だけの気遣い / 2.真実はどこにもない / 3.騎士の問い、そして夜天の王は背を向ける / 4.命の休暇 / 5.射手の誓い / 6.得た空はすべて君に
五章 ―蒼き星粒―
1.限りなく傍にある不和 / 2.君ほど君を愛している自信はないけれど / 3.幸福の裏側 / 4.望む最果て / 5.白紙に蘇る文字
六章 ―その始まりは、あの終わり―
1.あの終わり / 2.影になれなかった少女 / 3.孤独を迎えた日 / 4.光と陰 / 5.季節はぼんやりと過ぎていく / 6.永遠の中の一瞬 / 7.その始まりは
七章 ―閉ざされた自身―
1.小さな騎士 / 2.優しい牢獄 / 3.おとぎばなし / 4.無口な視線 / 5.何度目かの喪失 / 6.紅涙 / 7.恋の終わり / 8.LIEBESNOTIZ(ラブレター)
終章 ―無人の空―
1.秋の空 / 2.黄色い花
あとがき
それは風に秋の気配がはらみ始めた頃のこと。
誰にも人を救うことはできないと知った日。人はそれを絶望といい、希望といった。
【 目次 】
まえがき・あらすじ
序章 ―ライン―
一章 ―もう誰も護れない―
1.遺されたもの / 2.秋には咲かぬ花 / 3.それは不可避であった / 4.鮮やかなほどに特別 / 5.いのちのありかた / 6.疾風が凪ぐとき / 7.昏い夕暮れ / 8.言葉溜り / 9.統一されていく意識 / 10.夜明けの星
二章 ―烙印は指に残される―
1.名誉の傷 / 2.透明な痕 / 3.鮮血の落涙 / 4.自分だけの彼女 / 5.消えていく特別 / 6.限定一の偽り / 7.心に咬みつく / 8.繰り返し、繰り返し
三章 ―白紙の親子―
1.焼かれた記憶 / 2.煙が晴れて / 3.灰のような想い / 4.焔の中の凍え
四章 ―君以外に大切なものなんて―
1.一欠片だけの気遣い / 2.真実はどこにもない / 3.騎士の問い、そして夜天の王は背を向ける / 4.命の休暇 / 5.射手の誓い / 6.得た空はすべて君に
五章 ―蒼き星粒―
1.限りなく傍にある不和 / 2.君ほど君を愛している自信はないけれど / 3.幸福の裏側 / 4.望む最果て / 5.白紙に蘇る文字
六章 ―その始まりは、あの終わり―
1.あの終わり / 2.影になれなかった少女 / 3.孤独を迎えた日 / 4.光と陰 / 5.季節はぼんやりと過ぎていく / 6.永遠の中の一瞬 / 7.その始まりは
七章 ―閉ざされた自身―
1.小さな騎士 / 2.優しい牢獄 / 3.おとぎばなし / 4.無口な視線 / 5.何度目かの喪失 / 6.紅涙 / 7.恋の終わり / 8.LIEBESNOTIZ(ラブレター)
終章 ―無人の空―
1.秋の空 / 2.黄色い花
あとがき
『秋、はらむ空』 前書き・あらすじ
――前書き
なのはは誰もに愛されている。こんなに魅力的な彼女に触れては、誰もが愛さずにはいられないと思ってしまったから。その末期症状を抱えたまま筆をとってしまいました。
ただ愛されるということが必ずしもいいとはかぎらず、破綻を呼んでしまいます。
常のなのはならば防げたものも、ヴィヴィオを一度失った後では難しい。けれど状況や展開が違うだけで、基本的にはアニメ等の本編のキャラから離れて書いたつもりはありません。
なのはさんはなのはさんのまま。私が感じた彼女のままに書いています。当然皆さんとの食い違いはあるかもしれません。ですがこれが私の中のなのはさんですので、できる限りご了承いただけると嬉しいです。
この話はそんななのはの視点でつづられていきます。合間に他キャラの視点をはさみますが、その話には「ANOTER SIDE」とあるので参考にしていただければと思います。
人を選ぶ内容ではありますが、とりあえずこれが今の自分の全力全開なので。読んでいただけると嬉しいです。
それではまたのちほど。
⇒『秋、はらむ空』 目次
なのはは誰もに愛されている。こんなに魅力的な彼女に触れては、誰もが愛さずにはいられないと思ってしまったから。その末期症状を抱えたまま筆をとってしまいました。
ただ愛されるということが必ずしもいいとはかぎらず、破綻を呼んでしまいます。
常のなのはならば防げたものも、ヴィヴィオを一度失った後では難しい。けれど状況や展開が違うだけで、基本的にはアニメ等の本編のキャラから離れて書いたつもりはありません。
なのはさんはなのはさんのまま。私が感じた彼女のままに書いています。当然皆さんとの食い違いはあるかもしれません。ですがこれが私の中のなのはさんですので、できる限りご了承いただけると嬉しいです。
この話はそんななのはの視点でつづられていきます。合間に他キャラの視点をはさみますが、その話には「ANOTER SIDE」とあるので参考にしていただければと思います。
人を選ぶ内容ではありますが、とりあえずこれが今の自分の全力全開なので。読んでいただけると嬉しいです。
それではまたのちほど。
⇒『秋、はらむ空』 目次