その境界線は。
高町なのはを全力全開で愛していく。そんな小説を書いてます。
別の世界を願うなら―あとがき 2008/03/28
『別の世界を願うなら』を読んでいただき、ありがとうございました。
この記事にはあとがきと、ちょっとしたお話をのせてあります。
興味がおありでしたら、読んでみるのもいいかもしれません。
それからもしこの話を読んで何か感想や意見がありましたら、
コメントや拍手、またはメールフォームからどうぞ。
感想は次の創作への原動力なので、いただけるとありがたいです。
あとがき
ちょうどこの時期、クラシックを聴くようになりました。
何を思ったか、突然聴きたいと思い衝動的に聞き始めたのだけど、これがまたいい。クラシックの良さを初めて実感することができました。
悔むべきは、まだ私がピアノを習っている小学・中学の頃に出会っていたのなら、もっと違ったのかもしれないけど……、それはまた違う話になるので。
ところで作中に出てくるピアノバー「Lullaby」というのは、実はドビュッシー『月の光』のアルバム名でもありました。しかしアルバム名と知って「Lullaby」をつけたのではなく、ティアナが弾くことになる二つの曲について考え、ドビュッシー、そして『月の光』について調べているときに知ったのですが、私はここに一つの小さな運命を感じてしまいました。
だって、なんだか素敵じゃないかな? バーの名前も、演奏する曲も適当に考えたわけではもちろんなかったわけだから。
いやいや、別にロマンチストというわけではないんですけどね。
さて、この話はパラレルでした。パラレル――リリカルなのはの世界とは別の次元世界。
このパラレルについて、はじめは凄く悩みました。
というのは、二次創作としてはどうなのだろうという気持ちがあったので。二次創作自体がもともとパロディということもあり、あまりに世界観からはなれるものを書くのはどうかと思った。キャラが違っても成り立つような文章は、どうなのだろうと。だが途中こんな記事を拝見しました。
「その作品が書きたいのではなく、そのキャラを前提とした作品が書きたいのだ」と。
たぶんこの文を見なければずっと悩んでいたかもしれない。
とはいえ、これから先この作品くらい世界観の離れたものを書く予定はありません。
この作品を書くことは大変ではありましたが、楽しく執筆出来ました。
それは、この『別の世界を願うなら』を書いたことを後悔はしていないということです。今またネタが浮かんだ時間に戻ったとしても、同じように書くのではないかな。
ただそれでもやはり、「魔法少女リリカルなのは」という世界でどれだけのものを表現できるか、またはするか、といったほうが正しい姿なのではと思うようになりました。この作品を書いていてそのことに気づいたような気がします。
もちろんそれとは別に、ほかの方が書かれるパラレルな話を読むことは楽しいです。のでこれからも書かれるならば喜々と心を躍らせながら読ませていただきたいと思います!
私がもし次にパラレルを書くことがあるとすれば、最低でも「リリカルなのは」の世界観を大幅に壊すようなものは書かないかと思います。あくまで「リリカルなのは」の世界で。
この話はまあ、なのはが別の次元世界、つまりパラレルワールドを望んだとしたら、みたいなのがテーマにあったこともあり、変則的な話だったわけですが。やはり先ほど上でいったような、「リリカルなのは」の世界の中で書くことのほうが楽しいのだとおもいます。
まあ世界観が違うネタが思いついたときは、オリジナルで書くということで。
ふむう、長くなりましたね。
さてこの『別の世界を願うなら』についての話。
この話では、なのはが通常よりも弱い印象を感じることと思います。それは過去のこともあるでしょう、また心から打ち込めることを見つけられていないせいもあるでしょう。
ティアナの心は空っぽだけど、なのはは空っぽのつもりなだけで、実はたくさんの事を抱えています。故になのはは自分でも気付かないうちに、いろんなことに囚われてしまっています。だから変に達観した感じになっています。老成とは少し違うふうになってしまってるのですね。
とまあ、そのかわりにティアナが普段の五割増し格好よく書いたつもりなんですが。
空っぽで、他人から見ればたまに自嘲的。でありながら、いや、“だからこそ”まっすぐなティアナ。それがなのはの心を強く惹いたのかもしれない。その姿はまるで幼少、自分が見ていたアリサちゃんだったから。
また、自分に似たものをも感じた。
なのはとティアナって本編でもどこかで似た者同士な気がします。この話のなのはは、生まれてからの環境がアニメとは違ったり、魔法を使えないため違ってきますが、根本は同じ。人間どうやっても変わらない部分や変われない部分というものがあると私は思ってます。結局人間は生まれたそのときから変わりようもない。
別の世界でありながら、やはり同じ人間には変わりない。たとえ魔法が使えなくても。
多分そういうことなのです。
ラストが、なのはがティアナに依存する終わりにとれるかと思います。ただそれは九話でのティアナの説得にもあった
――「弱いなら私が護ればいいだけです。頼ってくれていいんです。そして、ちょっとずつでも強くなっていけばいいんですよ。そうすることがなのはさんにはきっと出来る」
という言葉より、改善が期待できなくもありません。
しかしこのあと、ティアナはこうも言っています。
――「今まで空っぽだった自分の心を満たしてくれた貴女を、これからあたしが護るんです」
つまり自分に依存してくれてもいいと。なのはさんの事は受け止める、と。
ならこれから先二人がどういう方向へ進むかは、やはり二人次第ということなのでしょう。
長い話につき合ってくれてありがとうございました。
少しでも時間を共有できたことを感謝しながら、この辺で。
もし面白いと思っていただけたのなら、また別の作品のページもめくって下さると嬉しいです。
この記事にはあとがきと、ちょっとしたお話をのせてあります。
興味がおありでしたら、読んでみるのもいいかもしれません。
それからもしこの話を読んで何か感想や意見がありましたら、
コメントや拍手、またはメールフォームからどうぞ。
感想は次の創作への原動力なので、いただけるとありがたいです。
あとがき
ちょうどこの時期、クラシックを聴くようになりました。
何を思ったか、突然聴きたいと思い衝動的に聞き始めたのだけど、これがまたいい。クラシックの良さを初めて実感することができました。
悔むべきは、まだ私がピアノを習っている小学・中学の頃に出会っていたのなら、もっと違ったのかもしれないけど……、それはまた違う話になるので。
ところで作中に出てくるピアノバー「Lullaby」というのは、実はドビュッシー『月の光』のアルバム名でもありました。しかしアルバム名と知って「Lullaby」をつけたのではなく、ティアナが弾くことになる二つの曲について考え、ドビュッシー、そして『月の光』について調べているときに知ったのですが、私はここに一つの小さな運命を感じてしまいました。
だって、なんだか素敵じゃないかな? バーの名前も、演奏する曲も適当に考えたわけではもちろんなかったわけだから。
いやいや、別にロマンチストというわけではないんですけどね。
さて、この話はパラレルでした。パラレル――リリカルなのはの世界とは別の次元世界。
このパラレルについて、はじめは凄く悩みました。
というのは、二次創作としてはどうなのだろうという気持ちがあったので。二次創作自体がもともとパロディということもあり、あまりに世界観からはなれるものを書くのはどうかと思った。キャラが違っても成り立つような文章は、どうなのだろうと。だが途中こんな記事を拝見しました。
「その作品が書きたいのではなく、そのキャラを前提とした作品が書きたいのだ」と。
たぶんこの文を見なければずっと悩んでいたかもしれない。
とはいえ、これから先この作品くらい世界観の離れたものを書く予定はありません。
この作品を書くことは大変ではありましたが、楽しく執筆出来ました。
それは、この『別の世界を願うなら』を書いたことを後悔はしていないということです。今またネタが浮かんだ時間に戻ったとしても、同じように書くのではないかな。
ただそれでもやはり、「魔法少女リリカルなのは」という世界でどれだけのものを表現できるか、またはするか、といったほうが正しい姿なのではと思うようになりました。この作品を書いていてそのことに気づいたような気がします。
もちろんそれとは別に、ほかの方が書かれるパラレルな話を読むことは楽しいです。のでこれからも書かれるならば喜々と心を躍らせながら読ませていただきたいと思います!
私がもし次にパラレルを書くことがあるとすれば、最低でも「リリカルなのは」の世界観を大幅に壊すようなものは書かないかと思います。あくまで「リリカルなのは」の世界で。
この話はまあ、なのはが別の次元世界、つまりパラレルワールドを望んだとしたら、みたいなのがテーマにあったこともあり、変則的な話だったわけですが。やはり先ほど上でいったような、「リリカルなのは」の世界の中で書くことのほうが楽しいのだとおもいます。
まあ世界観が違うネタが思いついたときは、オリジナルで書くということで。
ふむう、長くなりましたね。
さてこの『別の世界を願うなら』についての話。
この話では、なのはが通常よりも弱い印象を感じることと思います。それは過去のこともあるでしょう、また心から打ち込めることを見つけられていないせいもあるでしょう。
ティアナの心は空っぽだけど、なのはは空っぽのつもりなだけで、実はたくさんの事を抱えています。故になのはは自分でも気付かないうちに、いろんなことに囚われてしまっています。だから変に達観した感じになっています。老成とは少し違うふうになってしまってるのですね。
とまあ、そのかわりにティアナが普段の五割増し格好よく書いたつもりなんですが。
空っぽで、他人から見ればたまに自嘲的。でありながら、いや、“だからこそ”まっすぐなティアナ。それがなのはの心を強く惹いたのかもしれない。その姿はまるで幼少、自分が見ていたアリサちゃんだったから。
また、自分に似たものをも感じた。
なのはとティアナって本編でもどこかで似た者同士な気がします。この話のなのはは、生まれてからの環境がアニメとは違ったり、魔法を使えないため違ってきますが、根本は同じ。人間どうやっても変わらない部分や変われない部分というものがあると私は思ってます。結局人間は生まれたそのときから変わりようもない。
別の世界でありながら、やはり同じ人間には変わりない。たとえ魔法が使えなくても。
多分そういうことなのです。
ラストが、なのはがティアナに依存する終わりにとれるかと思います。ただそれは九話でのティアナの説得にもあった
――「弱いなら私が護ればいいだけです。頼ってくれていいんです。そして、ちょっとずつでも強くなっていけばいいんですよ。そうすることがなのはさんにはきっと出来る」
という言葉より、改善が期待できなくもありません。
しかしこのあと、ティアナはこうも言っています。
――「今まで空っぽだった自分の心を満たしてくれた貴女を、これからあたしが護るんです」
つまり自分に依存してくれてもいいと。なのはさんの事は受け止める、と。
ならこれから先二人がどういう方向へ進むかは、やはり二人次第ということなのでしょう。
長い話につき合ってくれてありがとうございました。
少しでも時間を共有できたことを感謝しながら、この辺で。
もし面白いと思っていただけたのなら、また別の作品のページもめくって下さると嬉しいです。
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アリサ×なのは

comments
いつも楽しみに読ませて頂いてます!
長編お疲れさまでした(こう言うのは変かもしれませんが(^^;))
立ち止まって考えさせられるような描写が、文章の色々なところにあって読み返す事が多かったです…。
感想はもっとあるはずなんですが、私の乏しい語彙ではうまく言葉にできそうにないです(^_^;)
うまく言えませんが、素晴らしい作品をありがとうございました!
大好きなサイトなのでこれからも頑張ってください!
個人的にお気に入りはヴィヴィなのです(o^_^o)片想い最高(殴
長文すみません(汗)
設定は違ってもリンカーコアは変わらない、ということでしょうか
ごく自然にお話を楽しむことができました。
次のお話も楽しみにしていますo(^-^)o
初めまして、いつも読んでいただけているようで……、ありがとうございます。
いえっ、嬉しいですよ。ありがとうございます。
物語構成だけでなく、表現や描写にも気を多分につかってますので、その言葉は嬉しいです!
その言葉をはげみに、これからも頑張っていきます、応援ありがとうです。
ヴィヴィなのはいいですよね。片想いが最高というのは同意するしかなくw
報われない恋というのが、私は好きです。書いていて楽しい(自重
またヴィヴィなのも増やしていきたいものです!
コメントありがとうございましたm(_ _)m
>二番目の方
猫なのは、ですか?うい、、ちょっと、分かりません。
き、気が向いたら書くかもしれませんが、うう、すみません。不明です。。
>マコさん
はじめまして!そしてありがとうございますm(_ _)m
読んでいただけて嬉しいです。
そですね、心底の部分はかわらないということです。遺伝子みたいなもんでしょうか?
リンカーコアってたとえも素敵ですね。ティアナのリンカーコアは変わらず胸の中で、なのはさんを護るよう輝いていくことかと(謎
決して魔導の道に進まなくても、大切なひとの心を護ることが楽だとは思わないので。
これからも頑張っていきますので、またお暇があるときにでも読んでやってくださいm(_ _)m
まずは、長編大変お疲れ様でした! とても楽しませてもらいました!
自分、なのは二次界隈でパラレルものを見たのは二作品目とまだまだ浅はかな身で、気の聞いた感想などは言えませんが、とりあえず自分が感じたことをありのままに書いていきます。
もう最初からかっ飛ばしてるなのはさんに「ちょwww」と突っ込んだり、
その後から少し、ほんの少しずつ親しくなっていく二人の今後に不安兼期待をしたり、
ティアナのピアノスキルに「その発想はなかった!」と一創作者として悔しい思いをしたり、
スバルとのイベントで、スバルに萌える一方「いやwwなのはさん、それ自分が主人公のお話ですからwww」と朝から声に出して突っ込みを入れたり、
なのはさんがぶっ倒れたシーンで、「ま、まさか病気系バッドエンドですかぁぁぁ!」と勝手に早とちりをし、その日ずっとテンションが低くなったり(もちろんそんなことはなかったです! よかった〜)、
過去のアリサとの一件の際、「おとんが死んでる!? あれ? すずかは? ……あっとらは設定だからだな、きっと」と本筋とはあまり関係のない部分に注目したり、
ギタリスト男となのはさんが妙に一緒にいたりする場面で「あの二人、思いっきりフラグ立ったね!」「いいえ、気のせいです」と、某チョココロネ少女との妙な交流が脳内でエンドレスされたり……
う〜ん、キリがない。ないんでここで切ります。
さて、一応ハッピーエンドを迎えたわけですが、あとがきに「なのはさんはティアナに依存する終わりかた」とありましたように、自分の中ではまだこの話は終わっていないような気がしております。なんというか「第一部 完!」みたいな。
……なんかこう書くと続きを催促してるみたいですが、そういうんじゃないんです、いえほんとに(汗
こう、あとがきの最後にある「ならこれから先二人がどういう方向へ進むかは、やはり二人次第」=「ここで語られることは終わりだけど、この二人の物語はまだまだ続くんだZE!」みたいな、先を想像(妄想ともいいますが 汗)できる終わりかたで非常にいいな〜と思ったんです。
う〜んどんどんまとまりがなくなってきたぞ〜(汗)
とまあこれ以上書いてさらにおかしくならないうちに去りたいと思います。今後の作品も期待して待ってます。ではでは!
こんばんわ、西野加奈です。
長い話ではありましたが、『別の世界を願うなら』を読んでいただき、ありがとうございました!
実は自分、なのは系の長いパラレルを読んだのは二つくらいだったりします。
プロローグの交わりは、であってからそう日付がたっていない頃です。まだ交接がなのは優位なのでwティアナがなのはへの想いを自覚し、その想いを告げてからは、ティアナ攻めになります。ティアナはがんばります。受けは結構楽で、心地良いとしったなのはさんは、力を抜くわけですが……まあ置いておきまして。
ティアナがピアノを、というのは、結構はやくに決まりました。なんだろう、イメージ的なものがあったのかもしれない。もしティアナになにか楽器をやらせるならと考えて、真っ先に思い浮かんだのがピアノでしたから。
スバルとの雪遊び、いやまあ、あそこはちょっとしたお遊びでもあり、パラレルでの重要な部分でもあったりですw書いてて楽しかったのは間違いないです。
ただこのなのはさんは魔法をつかいたい、強くなりたいといっているけど、実際に目の前にあれば使わない人です……。危機があっても、それを受け入れてしまいそうな人。
ちなみになのはの父士郎さんが死んでいたというのは、二話ラストで明らかにされてたりです。でもとらハとはちと違う設定。とらハのはなのはさんが生まれる前にしんでいたんですが、これはなのはさんが生まれてしばらくしてからということで。よりダメージがつよい、と。
うん。すずかは、「例のヘヤアクセサリを取られた子」です。名前は必要なかったので出しませんでした。そしてアリサとなのはが既に仲良く、既に二人の間には誰も入れなかったので……。そのあとアリサとすずかは適度に話すようになったと考えていますが、本編のように三人で、というのはなく。。
そしてそのチョココロネの少女って、幸運の星の人ですか?w
もしこれがオリジナルだったら、フラグを立てていた、かもしれないです。でもこれはパラレルですが、二次創作なので、オリジナルキャラを必要以上に目立たせたくないというのがありまして。もちろん、ピアノバーのマスターみたいに縁の下の、という人もいるんですが。
この話のあと、ティアナとなのははうまくいったかどうか……少なくとも離れることはないと自分は考えています。それだけのつながりを確かにした。でも、どんな形かはわからない。でも二人は離れない。
それでいいかな、と。きっとなのはにとって、一番大切なのはそこだけだから。
長くなりまして、すみません。
感想ありがとうございましたm(_ _)m
これからも精進を続けていきますので、またお暇がありましたときにでも読みにきてやってください!
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