心が君の名前を呼んでいた
花見SSが進まなくてついかっとなって書いた。
無駄に暗いです。ちょっとやり過ぎた感が……いやいや。うん。
アリサ→なのは。
なのはさんがミッドチルダに越したあとの、後ろ向きなアリサの話。
そういえば、ヴィータやティアナやはやてのときも最初の短編は何だか後ろ向きな話でしたね。
よろしければ、続きよりどうぞ。
心が君の名前を呼んでいた
――嫌いにならないで。
いつか、どこかの馬鹿が言った言葉。すがりつくわけでもない、泣いて叫ぶわけでもない。平坦に言った言葉に、感情がどれだけこもっていたのか、今の私には察することなどできそうもない。
叫びたいのは自分だった。私こそが泣いてすがり付きたかったのだ。
どこにもいかないで、と。
そんなこと、出来るはずもないのに。
なのはが海鳴を去ることを私は止めなかった。そんな自分が悲しむ権利がどこにあるだろう。
未練は抱かない自信があった。なのはがいなくなっても、そのうち風化して懐かしい想いとして時折引っ張り出すくらいのものになると思っていた。離れるということはそういうことだ。会わないということはそういうことなのだ、と決めつけていた。
昔は我慢ができた。仕事を忙しくする父に、駄々もこねずに待っていた幼い日々の積み重ねがあったから。だから成長した今、出来ないはずはないと信じきっていた。
「無茶だけはしないように、あたしが言いたいのはそれだけよ」
ミッドチルダに旅立つ日のなのはを、軽く笑って送り出した私。隣にはフェイトとはやての姿がある。無茶はきっと二人がとめてくれる、大丈夫だ。あとは私自身の問題。彼女が、なのはが不安にならないよう、笑顔を保って手を振るだけ。
――だってあんたは、あたしがいなくても平気になっちゃったでしょう?
言えない言葉や気持ちは胸の中に吐き出して、決して外に漏らさないように押し殺す。元からそんなことは分かっていたのだ。だから今更言うのはおかしい。ただなのはを困らせるだけだ。
涙を浮かべる彼女に覚えてもらうのは、一番の笑顔であってほしかったから、そうするしかなかったのだ。泣いてすがるなんてとても出来ない。すずかがいる、フェイトがいる、はやてがいる、そしてなのはがいる。くだらないプライドも、足首に絡み付いて放さない。
そんな状態だったから、私は手を振った。光の中に消えていくなのはの涙は、もう拭えなかった。
「じゃあね、なのは」
結局私は、自分の事を何も分かっていなかったのだ、とその後で思い知らされる。
◇
強く頭を殴りつける陽に目が覚めた。夏の真昼だというのに、いつのまに眠ってしまっていたのだろう。
昼休みの後の授業の最中だった。教卓の辺りでは白い粉が舞っている。エアコンのこおこおという音が耳に付く。だというのに、手で頭を抱えてみると、額にじっとりとした汗が滲んでいた。
何の変わりもない日常の中に、私はいた。
カーテンの開けられた教室で、聞く意味もない教師の授業に飽き飽きして、ついには眠ってしまうことは少なくない。去年までと違い、すずかと同じクラスというわけではないから、起こしてくれる人もいない。起こしてほしいとも思わないけれど、誰かに声をかけられないと不安になる。
一人だ、と訳もなく思う。
フェイトはいない、はやてもいない。それでもすずかはいるのに、私は一人だと感じていた。私とすずかとの間には、何かしらの壁があった。なのはがいないと、私たちは決して繋がることなどなかったのだから、それは生まれて当然の壁だったのだ。しかし、時に愚かしく思える壁が、うっとおしくて心地良かった。
授業が終わる。無機質なチャイムが教室を満たし、途端、ざわめきが耳を突き抜ける。塞いでも入り込んでくる雑音を、遠くにあるものとして捉える。
何もかもが遠かった。でもそれは確かに近くにあるものだった。
私は机にうつ伏せになる。周りにいる人間に気付かれぬよう、溜息を腕の中に吐き出す。夏の白い陽が、頭上を照らしつけている。熱を含んだ光線が肌を焼き、髪を焼く。短い髪は、首を隠してはくれない。
――なのはが居ない世界にも陽は降り注ぐ。それが煩わしい。
カーテンを引いてこのまま眠ってしまおうかと思う。真面目に授業を受けても、どうせ何もならない。理解したことをのろのろと繰り返し聞かされることほど苦痛な時間はなかった。
「帰ろうかな」
返答の期待できない独り言を呟いてみる。
もしここになのはがいて、小さな独り言を聞いていてくれたのなら、『え、帰るの? 私はアリサちゃんともっと一緒にいたいから、帰らないでほしいな』と言うだろうか。いいや、きっとなのはなら、『さぼりはいけないんだよー。もう、ケーキおごる約束、取り消しちゃうよ?』と意地悪な顔をして言うのだろう。
『嫌だったら、はい起きて。ほら、頑張ろう』
もしそうなら言ってやれるのに。次の授業が国語なのにも気付かずに、握りこぶしを作って笑うなのはに、『あんた宿題やってきてるの? あたしは見せてあげないからね』って口元を歪めて言うのに。慌てて席に戻ってノートを開くなのはの机の上にノートを落とすのに。……今となっては全くの夢想でしかなかった。
なのはの声が聞こえないまま、二度目のチャイムが鳴った。さんざんに夢想を繰り返し続ける私に、そうやって何度も現実を教えている。高町なのははもう、ここにはいない。
私やすずかと笑って過ごす学園生活よりも、魔法で傷つく暮らしを選んだ。教導官になって、どこの誰とも知らない人を救う、エースオブエースになってしまった。たまに会えても、昔よりも下手な笑顔を浮かべて、ぎこちなく名前を呼んでくれるだけ。私がいっぱいの想いを込めて名前を呼んでも、彼女の体を空しく通り抜けた。
なのははそれを否定する。アリサちゃんを大切な人だと謳う。そして言う。
――嫌いになった?
嫌いにならないで、ではなく。ただ確認するように言い放つだけだった。
「嫌いになんてならないわよ。馬鹿なこと聞かないで」
私がそうやって震える声を殺し、気丈に振舞っても、気持ちが届いた気がしない。
「そうだね、ありがとう」
苦笑するなのはを引っ叩いて抱き締めて、このまま連れ去ってしまいたかった。手足を錠で繋いでしまおうとしたことも、一度や二度ではなかった。閉じ込めてしまおうと本気で考えたこともあった。
でもなのはは、きっと外に出ていく。申し訳なさそうな顔をして、ごめんねと謝って。悪いのが自分以外の誰かでも、なのはは自分に罪悪を押しつけるに違いなかった。
それになのはは私なんかが捕えておけるほど、もう弱くなかった。力も想いも、私よりずっと強くなっていた。止めるならフェイトが来た時に止めるべきだった。いや、それ以前、悩んでいる時に無理矢理話を聞き出していれば、きっと何かが変っていたのに。
黙って見守るのも友達の役割だと変に達観していた自分は、最も子供だったのだ。馬鹿だった。
もう起らないことを繰り返し妄想して、勝手に悲しんでいる。二度と会えないわけじゃない、だけどずっと遠くに行ってしまった人を想って、ぐずついている。
「……なのは」
心がいくらなのはの名前を呼ぼうとも、彼女に伝わることはないのだろう。
いつの間にか授業が始まり、終わっていた。放課になり、一人で帰り道を歩く。
道は紅い陽で焼かれていて、そこに一本の黒い影が伸びていた。一本だけだ。空を見ても、赤い雲が漂っているだけ。笑い声も聞こえてこないし、手に触れる少し冷たい手もない。
この紅に染まった空とは別の空を、なのはは飛んでいる。きっと楽しそうに飛んでいる。
私はふと道の真中で足を止めてしまった。どうしてか、そこから動けなくなった。彼女と一切の共有が叶わない世界に、私は一人、ぽつんと佇んでいた。
――アリサちゃん!
後ろから親友が追いかけてくる。大きく手を振って、私の名前を呼んでいる。でもその声が、たとえどんなに大きなものだったとしても、私をこの世界に留めてくれなかった。
私は彼女のような空を飛ぶ翼はなく、涙を流すことさえできなくなっていた。そんな私に、なのはが心を許して笑ってくれることはないだろう。なのはが一番気を許してくれていた私こそが、なのはを拒絶してしまうのだ。
「アリサちゃん」
親友の声は遠い。私のどこにも響いてこない。
今はなのはを呼ぶ声さえ、表に出ることはなく、心の膜を突き出ないでいた。
私はなのはと名前を呼び合っていたいだけだったのだ。騎士になどなれなくてもいい、私にあるのはそれだけだった。
[ WEB CLAP ]
なのはさんはぼろぼろに傷ついたイメージが、StrikerSでついてしまっているよ。
無駄に暗いです。ちょっとやり過ぎた感が……いやいや。うん。
アリサ→なのは。
なのはさんがミッドチルダに越したあとの、後ろ向きなアリサの話。
そういえば、ヴィータやティアナやはやてのときも最初の短編は何だか後ろ向きな話でしたね。
よろしければ、続きよりどうぞ。
心が君の名前を呼んでいた
――嫌いにならないで。
いつか、どこかの馬鹿が言った言葉。すがりつくわけでもない、泣いて叫ぶわけでもない。平坦に言った言葉に、感情がどれだけこもっていたのか、今の私には察することなどできそうもない。
叫びたいのは自分だった。私こそが泣いてすがり付きたかったのだ。
どこにもいかないで、と。
そんなこと、出来るはずもないのに。
なのはが海鳴を去ることを私は止めなかった。そんな自分が悲しむ権利がどこにあるだろう。
未練は抱かない自信があった。なのはがいなくなっても、そのうち風化して懐かしい想いとして時折引っ張り出すくらいのものになると思っていた。離れるということはそういうことだ。会わないということはそういうことなのだ、と決めつけていた。
昔は我慢ができた。仕事を忙しくする父に、駄々もこねずに待っていた幼い日々の積み重ねがあったから。だから成長した今、出来ないはずはないと信じきっていた。
「無茶だけはしないように、あたしが言いたいのはそれだけよ」
ミッドチルダに旅立つ日のなのはを、軽く笑って送り出した私。隣にはフェイトとはやての姿がある。無茶はきっと二人がとめてくれる、大丈夫だ。あとは私自身の問題。彼女が、なのはが不安にならないよう、笑顔を保って手を振るだけ。
――だってあんたは、あたしがいなくても平気になっちゃったでしょう?
言えない言葉や気持ちは胸の中に吐き出して、決して外に漏らさないように押し殺す。元からそんなことは分かっていたのだ。だから今更言うのはおかしい。ただなのはを困らせるだけだ。
涙を浮かべる彼女に覚えてもらうのは、一番の笑顔であってほしかったから、そうするしかなかったのだ。泣いてすがるなんてとても出来ない。すずかがいる、フェイトがいる、はやてがいる、そしてなのはがいる。くだらないプライドも、足首に絡み付いて放さない。
そんな状態だったから、私は手を振った。光の中に消えていくなのはの涙は、もう拭えなかった。
「じゃあね、なのは」
結局私は、自分の事を何も分かっていなかったのだ、とその後で思い知らされる。
◇
強く頭を殴りつける陽に目が覚めた。夏の真昼だというのに、いつのまに眠ってしまっていたのだろう。
昼休みの後の授業の最中だった。教卓の辺りでは白い粉が舞っている。エアコンのこおこおという音が耳に付く。だというのに、手で頭を抱えてみると、額にじっとりとした汗が滲んでいた。
何の変わりもない日常の中に、私はいた。
カーテンの開けられた教室で、聞く意味もない教師の授業に飽き飽きして、ついには眠ってしまうことは少なくない。去年までと違い、すずかと同じクラスというわけではないから、起こしてくれる人もいない。起こしてほしいとも思わないけれど、誰かに声をかけられないと不安になる。
一人だ、と訳もなく思う。
フェイトはいない、はやてもいない。それでもすずかはいるのに、私は一人だと感じていた。私とすずかとの間には、何かしらの壁があった。なのはがいないと、私たちは決して繋がることなどなかったのだから、それは生まれて当然の壁だったのだ。しかし、時に愚かしく思える壁が、うっとおしくて心地良かった。
授業が終わる。無機質なチャイムが教室を満たし、途端、ざわめきが耳を突き抜ける。塞いでも入り込んでくる雑音を、遠くにあるものとして捉える。
何もかもが遠かった。でもそれは確かに近くにあるものだった。
私は机にうつ伏せになる。周りにいる人間に気付かれぬよう、溜息を腕の中に吐き出す。夏の白い陽が、頭上を照らしつけている。熱を含んだ光線が肌を焼き、髪を焼く。短い髪は、首を隠してはくれない。
――なのはが居ない世界にも陽は降り注ぐ。それが煩わしい。
カーテンを引いてこのまま眠ってしまおうかと思う。真面目に授業を受けても、どうせ何もならない。理解したことをのろのろと繰り返し聞かされることほど苦痛な時間はなかった。
「帰ろうかな」
返答の期待できない独り言を呟いてみる。
もしここになのはがいて、小さな独り言を聞いていてくれたのなら、『え、帰るの? 私はアリサちゃんともっと一緒にいたいから、帰らないでほしいな』と言うだろうか。いいや、きっとなのはなら、『さぼりはいけないんだよー。もう、ケーキおごる約束、取り消しちゃうよ?』と意地悪な顔をして言うのだろう。
『嫌だったら、はい起きて。ほら、頑張ろう』
もしそうなら言ってやれるのに。次の授業が国語なのにも気付かずに、握りこぶしを作って笑うなのはに、『あんた宿題やってきてるの? あたしは見せてあげないからね』って口元を歪めて言うのに。慌てて席に戻ってノートを開くなのはの机の上にノートを落とすのに。……今となっては全くの夢想でしかなかった。
なのはの声が聞こえないまま、二度目のチャイムが鳴った。さんざんに夢想を繰り返し続ける私に、そうやって何度も現実を教えている。高町なのははもう、ここにはいない。
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黙って見守るのも友達の役割だと変に達観していた自分は、最も子供だったのだ。馬鹿だった。
もう起らないことを繰り返し妄想して、勝手に悲しんでいる。二度と会えないわけじゃない、だけどずっと遠くに行ってしまった人を想って、ぐずついている。
「……なのは」
心がいくらなのはの名前を呼ぼうとも、彼女に伝わることはないのだろう。
いつの間にか授業が始まり、終わっていた。放課になり、一人で帰り道を歩く。
道は紅い陽で焼かれていて、そこに一本の黒い影が伸びていた。一本だけだ。空を見ても、赤い雲が漂っているだけ。笑い声も聞こえてこないし、手に触れる少し冷たい手もない。
この紅に染まった空とは別の空を、なのはは飛んでいる。きっと楽しそうに飛んでいる。
私はふと道の真中で足を止めてしまった。どうしてか、そこから動けなくなった。彼女と一切の共有が叶わない世界に、私は一人、ぽつんと佇んでいた。
――アリサちゃん!
後ろから親友が追いかけてくる。大きく手を振って、私の名前を呼んでいる。でもその声が、たとえどんなに大きなものだったとしても、私をこの世界に留めてくれなかった。
私は彼女のような空を飛ぶ翼はなく、涙を流すことさえできなくなっていた。そんな私に、なのはが心を許して笑ってくれることはないだろう。なのはが一番気を許してくれていた私こそが、なのはを拒絶してしまうのだ。
「アリサちゃん」
親友の声は遠い。私のどこにも響いてこない。
今はなのはを呼ぶ声さえ、表に出ることはなく、心の膜を突き出ないでいた。
私はなのはと名前を呼び合っていたいだけだったのだ。騎士になどなれなくてもいい、私にあるのはそれだけだった。
[ WEB CLAP ]
なのはさんはぼろぼろに傷ついたイメージが、StrikerSでついてしまっているよ。
● COMMENT FORM ●
>一介の北海道人さん
闇の書事件が起こる前なら、アリサは魔法の事を知らず、生きていたかもしれません。
なのははそれでも魔法の訓練を怠ってはいなかったから、その時点ではすでに漠然とではありますが、選択肢に「魔法」関連の事があったのかもしれません。
一期一話で将来の話をしていましたし…それでも、闇の書事件が起こったことで、その方向に一直線に向かってしまったのは否めませんね。当然周りの人間関係も変わっていたでしょうし。
アリサやすずかに伝えるまでに強く選んでしまった。
となのは個人のことはこの辺で。
問題は、無印の最後であれだけ強くつながったフェイトなんですが、やはりそこは時間が解決してくれる、と楽観視することもできるんですが、なのはがフェイトに会うために、時空管理局勤めをしないとも限らず。
そう考えると、やはり魔法に出会った当時が分岐点のようなきもします。
しかしそのあたりを考えるのは、難しいですね。
ありがとうございます、がんばります!
闇の書事件が起こる前なら、アリサは魔法の事を知らず、生きていたかもしれません。
なのははそれでも魔法の訓練を怠ってはいなかったから、その時点ではすでに漠然とではありますが、選択肢に「魔法」関連の事があったのかもしれません。
一期一話で将来の話をしていましたし…それでも、闇の書事件が起こったことで、その方向に一直線に向かってしまったのは否めませんね。当然周りの人間関係も変わっていたでしょうし。
アリサやすずかに伝えるまでに強く選んでしまった。
となのは個人のことはこの辺で。
問題は、無印の最後であれだけ強くつながったフェイトなんですが、やはりそこは時間が解決してくれる、と楽観視することもできるんですが、なのはがフェイトに会うために、時空管理局勤めをしないとも限らず。
そう考えると、やはり魔法に出会った当時が分岐点のようなきもします。
しかしそのあたりを考えるのは、難しいですね。
ありがとうございます、がんばります!
もし闇の書事件が無かったら、なのはは地球に留まり、アリサと結ばれたのに・・・
あの事件が無ければ、フェイトが地球に留まる事も無く、はやて・ヴィータと出会うことも無かったと思う。
(なのはがヴィータに襲われる前に、既にリンディから養子になる話しを受けていたから)
ターニングポイントとなったのは、やっぱり闇の書事件か。。。。
なんにせよ、アリサに立ち塞がる障壁は高そうだ。
と、アリサが幸せな脳内妄想垂れ流しながら、Authorさんの次のSSを待ってます。