2017-10

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追憶の色に埋もれて あとがき

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
更新の途中、風邪とかいろいろありましたが、なんとかあげられてよかったです。
少しでも楽しめていたなら幸い。
ご意見・ご感想等ありましたら、拍手]などからいただけると嬉しいです。

さて、続きにはあとがきみたいなもんがあります。
この話についてやちょっとした裏話など、ぐだぐだと自己満足に書いてます。
ので、もしお暇と興味があればどうぞm(_ _)m



 追憶の色に埋もれて  あとがき


 まず最初に。
 この話がなのはさんにとってただ都合のいい話になってしまっていないかということ。
 一見すれば、なのはさんは欲しいものを手に入れて、今もまだそのまま暮らしているという終わり。です。
 でもほんとうにそれはなのはさんにとって幸せなのか。
 幸せ……というには曖昧すぎるので、そうですね。これが一番なのはさんにとって心が休まる道だったのか、ということを考えていくと。とてもそうではないように思います。思ってほしい。
 なのはさんはティアナを求めヴィータに願ったけど、あのときティアナが離れヴィータが去っていったとしても、なのはさんは平気でした。その時は辛かった。それはもう辛いと思う。でもその後の事を考えると、きっと……。
 この話のテーマとして、なのはさんは一人でもいられる、というのがあります。一番言いたかったこと。
 ヴィータはそれをもちろん見抜いているし、作中でもいってます。
 ――なのはは寂しがり屋のくせに、一人でも平気なんだからな。聞きわけのいい子供みたいな大人なんだ。
 この言葉が示すこと。それは、ヴィータがいなくなっても、ティアナがいなくても、究極的には平気でいてしまう。それがなのはさん。そうあってほしくないからこそ、ヴィータはなのはのそばにいようとおもった。
 これとは別の意味で、ヴィータとティアナがなのはから離れなかった理由。
 ヴィータは大前提にもちろん好きと言う気持ちはあったけど、上のような理由で一人にしておけなくて、一緒にいた。一緒にいたら、離れられなくなった。なのはには魅力がある――と。ティアナは離れてたからそれだけ想いが募った。そんな二人となのはの話。
 なのはは哀しい。
 望んでなくてもし一人になったとしても、平気でいてしまうということ。辛くはあっても、耐えられないほどじゃない。
 ……だから哀しい。だから引き留めてあげられる人がいてほしい、と思うよ。このなのはだけに限ったことじゃなくて、アニメ本編のなのはにもそう言うところを感じられたから。

 さてこの話、珍しく恋愛としての修羅場はありませんでした。
 というのも修羅場になるまでに、登場人物たちが(なのはであれヴィータであれティアナであれスバルであれ)対処してしまったので。スバルとティアナの間にもあったのは、恋愛のごたごたなんかじゃなかったと考えています。
 三人というのはひどく難しい人数だと思うのです。今更かもしれないけど。友達でも何でも、三という数は半端であり、そして修羅場では一番ありふれた数でもある。
 ただ高町家ではヴィヴィオがいた。にもかかわらず、ヴィヴィオが積極的に仲裁や話に加わるというわけじゃない。傍にいて、ただ見護る位置であり存在。まあ、ここでもしヴィヴィオが介入したなら、話は更に複雑になっただろうけど。
 ヴィヴィオは大人です。階段を無理やり駆けあがらされ、大人になったヴィヴィオ。なのはの、幼少期、一番あまえたい時期に一人でいなくてはならず、誰の役にも立てない、ただ迷惑をかけないようにするだけ、そのためにおとなにならなければならない、というものとは違う。なのははそれでも自発的に大人になった。状況がそうさせたともいえるけど、なのはの意志には違いないのです。
 でもヴィヴィオは違う。だからヴィヴィオは大人なんだ。分かる。なのはを取り巻く色んなことについて、分かってしまう。
 もしヴィヴィオがなのはだと、無意識のうちにそうするでしょう。でもヴィヴィオはきちんとした意識下の下に置いて行動している。
 ……脱線してしまった。
 つまり、この話を動かすのは実質的にはなのはとヴィータとティアナしかいなかったということ。
 うん、それだけが言いたかったんだけど、ずいぶんと長くなってしまいました。

 ティアナがなのはに惹かれていった内容については、本編ではなくSS04やオレンジのダンシングからです。読んでなくても分かるようにはしてるつもりだったんだけど、大丈夫でしたでしょうか。
 SSとかマンガを全部をひっくるめれば、ティアナの思いは強く真っ直ぐになのはさんに注がれているような気がします。もちろん、アニメ本編もだけど。
 本編の最初の方、なのはさんはティアナに肩入れをしているように思えてなりません。なんとなく、気にかけているような。ポジションが似ていたことが関係しているのかもしれないけど。名前もよくティアナを多く口にしていたんではないかな。
 そうやって、見かえせば見かえすほどそう感じ、だからこそあの8話が悲しい。だけど7話からの流れがあるからこそ、9話でぐっとくるんでしょう。
 二人が和解して、四人となのはさんとの溝がぐっと縮まっていった。ティアナのはあのあとから、自覚なくとも、なのはさん一筋になったと信じているよ。

 次があるなら、機動六課メンバーがまた集まるといいな。
 でもなのはさんは健在で。切実に願ってます。でもエクシードモードは残っているといいな、とか。あれは恰好良い。



 ささやかな裏話。
 この話の裏で、はやてとフェイトが軽く争いをしていたりする。
 はやてがヴィータを、フェイトがティアナを応援していたのは、この話を読んでくれた方には分かっていただけたことかとおもう。なのはスキスキダイスキーのフェイトと、なのはちゃん愛してる―のはやてが二人を応援する、その理由というのがもちろんあります。
 フェイトは「ティアナに会いにきた時に私も会える。つまり私に会いに来てくれるも同義!なのはなのはなのは」という感じ。はやては「なのはちゃんが娘になるなら、なんでもし放題や。それに家族になったら一生離れることはないしな」とか、考えていたりする。
 なのはたちは知りません。これは決して表にでることのない水面下でのはやてとフェイトの戦いだから。
 フェイトがティアナの仕事を受け持ったのは、実はそう言う意図もあったり。フェイトが快くティアナの休暇を受け入れたのもですね。ヴィータのいない三日間、最初の朝にはやてが通信をいれてきたのも、関係なくはない。
 はやて、フェイトのどちらにしても、なのはを想う気持ちはからかったり冗談ではなく本物。特にはやての通信は、素直になのはたちを心配してのことだろうし。こういうのが根本にあるからできることなんでしょう。
 それでもフェイトとはやてがなのはを直接落としにかからないのは、なのはと二人の想いを尊重してというか。まあこうして大人の対応を……大人? うん。大人……いいや、考えなかったことにしよう。
 蛇足だったかな……。


 では、ここまで読んでくれた方に最大の感謝を。

● COMMENT FORM ●

いやー久しぶりに時間が出来たのでゆっくり読ませていただきました!
なんかもう、なのはさん・ヴィータ・ティアナの想いが胸にきますねー。皆いい子過ぎますって(泣。
なのはさんは一人でもいられる、っていうのは納得ですね。なんだろう…幼い頃から抑圧的というか、それはある種の強さではあるのでしょうけど、見ている方からしてみれば哀しいものでしかない。というか睦月が哀しい(笑。
辛くて哀しんでも、寂しくても、それでも一人で立ち続けることに耐えられる、耐えられてしまうその強さは、とても痛いなぁ。そしてとても愛おしい。だから誰か一人でもなのはさんの傍に居てあげて欲しいと睦月も思ってしまいます。

んーとりあえず、加奈さんの書かれるなのはさんは愛おしい、ということで(え。
皆が放っておけなくなるのが、素晴らしきなのはさんクオリティっ。

では、ありがとうございました!

>睦月さん
おひさしぶりですm(_ _)m
いつもこっそりとお邪魔して読ませていただいてます(ぁ
なんといいますか、なのはさん可愛いよなのはさん!で愛しすぎて部屋中を転げまわることしばしであります。

ヴィータもティアナも真っ直ぐなのです。で、なのはさんも受け止められてしまうし、一人でもいられる。
なんでしょうね、なんかなのはさんの事を思うと寂しくなります。ヴィータたちのそれとは比べられないだろうけど、大切な人が一人でも大丈夫というのはつらいものだと思います。こっちの一方的な思いだと分かっているからなおさら。
でも、なのはが求めてくれるなら手を取って抱き締めることもできる。
ま、求めてくれなくても強引に奪い去るっていう手もありますが、最終手段として。
誰か一人、なのはさんのそばにいて、なにも言わなくていいから抱きしめることができる人がいるといいなと思います。

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なのはさんをめためたに愛し、いじめていきます。

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